ナイトハイクガイドのだいたい決定版!
闇歩き術、闇の撮影術、用語辞典、ナイトハイク用地図「高尾山夜地図」、
ナイトハイク中に歌う「夜山讃歌」(楽譜付)等々、盛りだくさんの内容。
現代の怪し火たちの読み物としても楽しめます。闇と暮らす。
夜を知り、闇と親しむ
中野純 著
誠文堂新光社刊つくづく暗い!
A5判ソフトカバー160頁
定価(本体1800円+税)
2012年7月20日発行
ISBN978-4-416-21257-8カバー・本文デザイン 代々木デザイン事務所
■もくじ■闇歩きの楽しみ 5
幻想のナイトハイク 8
● 失われた夜がそこにある
● 闇歩きはいつも新鮮
● 夜の力を思い出そう
● 闇を愛せば光も大好きになる闇に慣れる 19
ナイトハイクの心得 20
● まず休憩する
● 五感が闇モードに
● 夜の目で闇を歩く
● 蛍歩きで極力無灯火
● 闇下りはとくに慎重にナイトハイクの準備 30
● まず昼の山を知る
● コースタイムは五割増し
● 天のスケジュールをチェック
● 当日、出発前の準備闇へ行く 37
高尾山ナイトハイク完全ガイド 38
● 高尾の森の闇にどっぷり浸かる
● 高尾山夜地図
1.表参道・琵琶滝安心安全コース(初心者向き)
2.稲荷山コースから奥高尾縦走(健脚向き)
3.高尾山お中道(リピーター向き)
● 夜のケーブルカーとリフト箱根山、首都直近の火山ナイトハイク 58
● カルデラの闇で地球の気配を感じる
● 箱根湯坂路の古代の闇を歩く
● 迫力の溶岩ドーム群
● 天使舞う裏箱根を下る八丈島、発光キノコと水蝉の幻想の森 66
● 豊かな闇をたたえた観闇の名所へ
● 光るキノコの島の、光る葉
● 裏見ヶ滝で手軽にド闇体験
● 唐滝から三原闇を巡る
● 海抜〇メートルからの八丈富士登頂シーサイドナイトハイクの世界 76
● 海辺や海中、海底の闇を歩く小名木川の迎待 82
● 下町の運河を縦走し、闇夜と月夜を満喫調布飛行場ナイトウォーク 86
● 東京の大空に会える空園へ悪天を楽しむナイトウォーク 88
闇の中の怪しい光 91
● 燃える風とコンビナートの鬼火
● ひとりでに光る蛍光灯と夜の鉄塔巡り
● 発光しないで光る夜の花
● 夜中の洞窟で夜天光を楽しむ
● 海上の怪火、不知火と知火
● 南の海の夕平線とジュピタまり
● 赤い金星の出と輝く金星の道
● かぐやの梯子と電気の彗星
● 光る昆虫、主役はどっちだ
● すぐそこにいる発光忍者ミミズ
● 池の大三角とバケツの中の火星
● お風呂の水明かりを楽しもう
● 自分の部屋の星空でもっと遊ぶ
● 夜が青い町と全部青い部屋
● 夜は昼とは別の場所にある闇のしたく 125
闇具選びの実際 126
● 道具よりも好奇心が必携
● ときにはよけいな闇具も
● ヘッドライトでなく
● 懐中電灯は複数携行
● 赤いライトは基本的に使わない
夜山の身じたく 130
● 服装はタケノコ型で
● 夜山は靴が大切
● ナイトハイカー養成ギプス危険生物の避けかた 132
● 熊鈴を使わない方法
● ナイトハイクのほうが安全
● ヘンタイにならないために闇暮らしの知恵 135
闇を撮る 136
● 闇を撮るために光を撮る
● 闇は大きな目のカメラで撮る
● ストロボでなく懐中電灯を使う
● ピント合わせも懐中電灯
● 人物は黒く撮るのが基本
● 寒い夜はカメラを愛で包む
● 三脚はリュックに入れる
● 遠くでシャッターを押し、心で数える
● カメラはケータイで照らす闇暮らし十二ヶ月 144
夜と闇の用語辞典 148
夜山讃歌 158
初出一覧 159
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