ザトウクジラから延長コードまで。
あらゆるモノとの、バカらしくも真剣な
異種間コミュニケーションをとおして見えた世界とは!?ヒトの鳴き声
ホーミーと牛とマッキントッシュ
さるすべり 中野 純 著
NTT出版刊縦置き可能、押し花作成機能搭載
四六判ハードカバー256頁
定価(本体1800円+税)装幀・装画 もとみやかをる
■目次■序章 牛とマッキントッシュ 1
山上のコンサート●菅平でダメ押し●摩訶不思議な一人二重唱「ホーミー」●牛の耳にホーミー●パソコン三重苦からの脱出●マクドナルドとマッキントッシュに大差なし鯨章 観音と聴道 13
クジラの海で鳴く 14
クジラにホーミー? どうして!●テレビの時間、バッファローの時間●海中の鳥たち●クジラとの掛け合い●なぜ異種コミしなきゃならんのか●そしてクジラの夢時間へ●ヒトとクジラが場をつくる●遅すぎるものと速すぎるもの
音を観る力 32
エコロケーションの試み●一流のサウンドソムリエを目指す【聴道】●蛍光灯の調べ●暗闇を走るスコールの音●ちょいエコロケ能力●超能力とちょい能力●山彦は山の声だ鼠章 栗鼠とマウス 51
フェティシズムも異種コミなのだ 52
異種コミとデジコミ●フェティシズムというコミュニケーション●すべてのモノは精神だったり物質だったり●極まって、等価なコミュニケーション●擬人化でなく●「白雪姫」は現実だった●遠野物語の秘密●木化けとホミ化け
神を辞めてモノになる 67
生態系を創って神になる●愛しのアメーバ今いずこ●科学が作る懐かしくてのどかな未来像●個人生態系のネットワーク●水面という固いガラス●インターン・ゴッドの時代●ファーストクラスで閉鎖生態系●自己完結の孤独●ホーミージャクトゥク、鼻倍音盗法で自他完結へ●異種コミの解放感●延長コードは生きている●コミュニケーションジャングルをなぜ隠すのか象章 淡泊な楽園の珍獣 91
好奇心が警戒心に勝る時 92
威張る私、ビビる私●ゾウが踏んだら壊れます●野生動物がゴロゴロしてる●こっちが珍獣●去るモノは追わない●ギャグの王国●檻から出る珍獣●ユーカリのホーミー、アカシアの口笛●丸腰異種ホミ大失敗●マラ川のジョーズ●チーターとサイとキリン林●大きいものが勝つ
異種コミと擬似同種コミュニケーション 117
助っ人ジョイス・プール博士登場●象の人●共演よりも聴衆●オウムの気持ち●ジョイスとジム●見る技術●常夏の信州件章 半人半牛の長い歴史 131
実在するクダン 132
ウィッチドクター疑惑●マサイの人と牛の件●家畜王●日本人も昔から牛を食べてきた●日本の水牛、日本の闘牛●件学の曙●牛を君主に!●共生の歴史は長く、強制の歴史は短い●ツバメもだ●愛があればだいじょうぶ
動物はなぜ泣くのか 151
涙を流して反省するラクダ●モンゴルはモンゴル、ホーミーはホーミーだ●黒い牛の涙とワニの黒い涙●人間の感情、動物の感情蛇章 テレビの時間の中で 159
反則的異種ホミでもそれなりに 160
サイレンとの異種コミ●テレビで異種ホミ指南●キリンを環境とするホテル●ペットショップへ慰問●パワーホルスタイン●鹿の接吻
ヘビよ、聴こえているのか 174
ホーミーでヘビ使い●蛇の聴覚●そしてまた牛●牛はホーミーを選んだ?●無響室の孤独●やっぱりエコロケーションしてるのだ●牛はホーミーに強く共鳴している!●ホーミー練習会にコウモリが飛び入り●都心にクマを!●一番獰猛な動物犬章 ペットに縛られる快楽 193
デジタルペットブームの必然性 194
ナマペもデジペも●デジタルペットの本末転倒●ペット内ペット●eMate300に一目惚れ●深夜の秋葉原の静かな熱狂●ユーザエクスペリエンス●外に出せば自分ではない何かになる●カラクラ][は絶対売らない
いよいよ犬猫、そして植物 208 .
ジョンよりヨーコだ●対等な目の高さ●異種間ディープキス! うぐっ●あの聲明の恐怖をもう一度●途端に犬好き●夫の目の前で異種間不倫●ボムダブラー礼賛●ホーミー農業終章 ヒトよ、鳴け! 225
人間なんて……●一体感でなく「全体感」●空の時間●等価を前提としたえこひいき●悲しくて愛しくて、いとかなし●マックもまたかなし●何もかも等価なデジタル世界●I/Oスイッチの儀式●キーボードの声を聴け●いざ、リアルファンタジーの世界へ!あとがき(または再起動) 246 .
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